鼻の症状には、痛み、痒み、鼻みず、鼻づまり、鼻血、嗅覚異常などがあります。異常を感じたら早めに受診されることをお勧めします。
当院では、患者さんの症状や状態に応じて様々な検査を行っております。
アレルギー性鼻炎では、何がアレルギーの原因物質か特定する検査を行い、継続的な治療に努めております。また、内視鏡検査では、必要に応じて患部をご覧いただき、状況を分かりやすく丁寧にご説明することを心がけております。
一般的に鼻かぜと呼ばれているもので、ウィルスや細菌が鼻や喉で増殖する事でその部位に炎症を起こしている状態です。まれにインフルエンザなどで併発することもあります。
水のような鼻水に始まり、くしゃみや鼻づまりを引き起こします。
また、微熱や頭痛、倦怠感、寒気などの全身症状を伴うこともあります。
鼻は片方ずつ詰まり、匂いも分かりにくくなり、次第に膿のような鼻水に変わります。
抗ヒスタミン薬の服用や、場合によっては解熱剤や抗生物質を投与します。あとは何よりも外出を控え安静にしておく事です。
アレルギー性鼻炎は体に進入した異物に対して、過敏に免疫反応を起こす人におこります。
花粉症もアレルギー性鼻炎の一つです。その原因物質は春のスギの花粉で有名ですが、初夏の時期に起こる場合(カモガヤなどの花粉)や、夏から秋にみられるブタクサの花粉でアレルギー性鼻炎を起こす人もいます。
また、イヌやネコ、室内のホコリ・ダニ・カビなどがアレルゲンとなる人もあり、このような場合は、年中調子が悪いことになります。
アレルギー性鼻炎は年々増加の傾向にあり、国民のおよそ2割程度が悩まされているといいます。
鼻の中がムズムズし、水のような鼻水と鼻づまり、くしゃみが続けて出ます。のどの痛みやせきが出て、風邪の症状と区別がつきにくいこともあります。また、特に花粉症では眼のかゆみや充血、涙が出るなどの眼の症状を伴うことも多くなります。
症状の起こり方や、血液検査によって、そのアレルゲンを特定し、それが体内に侵入しないように対策をします。
花粉症なら外出を必要最低限にし、家に入る前に衣類をよく掃う、また外出の際はマスクなどの防備し花粉を吸わないようにするなどし、症状を軽減させることができます。
当院では抗アレルギー薬の投与、重症のときには副腎皮質ステロイド薬の服用、点鼻薬を使用して症状の改善を行います。患者さんそれぞれの症状や重症度、効き目を見ながら1人1人にあった治療法をお勧めします。
鼻の炎症が、その周囲にある空洞(副鼻腔)まで波及した状態で「急性のちくのう」と呼ばれたりもします。まれに、歯の炎症から波及して副鼻腔に炎症が起きることもあります。
主な症状は鼻水(さらさらしている場合も粘り気が強い場合もあります)・鼻づまりで、鼻水がのどに流れていくような感覚(後鼻漏)がある場合もあります。
副鼻腔の圧力が上がると痛みが生じるため、頬部痛や眼周囲痛が生じます。
また鼻水や鼻づまりのため、頭がボーっとしたり、集中力の低下が見られることもあります。
薬物治療としては、抗生物質や抗ヒスタミン(抗アレルギー)薬を使用します。痛みが強い際には消炎鎮痛剤を用います。さらに局所治療として鼻腔内の洗浄やネブライザーによる消炎を図ります。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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16:30〜19:30 | ● | ● | ● | ─ | ● | ─ |
【休診日】土曜午後、木曜、日曜、祝日
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